Desktop Magic Engine というソフトを以前紹介しましたが、改めてざっくり紹介すると、PCのデスクトップに自動で動くキャラクタを配置できるソフトです。
そして昨日、それに関連するソフトとして、Desktop Man も新たにリリースされました。
一見するとほぼ同じソフトに見えるのですが、実際はやや異なる部分がございます。
よって今回は、両ソフトにそれぞれ共通する機能、およびそれぞれの独自の機能を紹介していきます。
目次
ダウンロード先
両作に共通する機能
VRMのキャラクタを呼び出せる

VRoidやセシル変身などで作成したVRMのデータがあれば、そのキャラクタを呼び出すことができます。
呼び出したあとは、勝手にいろいろなモーションを取ったり、勝手に歩き回ったりしてくれます。
また、自分でキャラクタを用意できなくても、Steamのワークショップからキャラクタをダウンロードすることもできます。
ダンスしてくれる

Steamのワークショップから、曲とダンスのセットをダウンロードすることができます。
それをBGMとして鳴らすことで、曲に応じたダンスを踊ってくれます。
お気に入りのキャラがキビキビ踊ってくれる様子を眺めましょう。
Desktop Magic Engine 特有の機能
エフェクトを表示できる

上の画像をご覧いただくと、宙に花びらが舞っています。
これは壁紙の一部ではなく、れっきとしたアニメーションとなっています。
(静止画なので伝わりにくいのですが…。)

花びらのみならず、オーロラや花火やモヤモヤなど、様々なエフェクトが用意されています。
キャラやダンス同様、これもワークショップにて無数のエフェクトが公開されているので、デスクトップを派手に飾り付けましょう。
キャラクタのモーションが女性的

キャラクタをデスクトップに配置したあとは勝手に動き回りますが、その動きは女性的なものになっています。
あなたのデスクトップに、AIを使用した生き生きとした可愛い女の子を呼ぶことができます!
という文章がストアページに書いているので、女性的な動きで間違いないようです。
ただ、VRMは内部データ的に、性別の概念はありません。
よって、どう見ても外見は男なキャラクタを呼んだとしても、女性の動きになってしまいます。
Desktop Man 特有の機能
ソフト内でキャラクタを作成できる

最初の画像や上の画像をご覧いただくと、昔のバーチャファイターのように、やけにカクカクしたキャラクタが居ます。
(このキャラに限れば、どちらかというとメタルギアですが。)
これが、Desktop Man で作成したキャラクタとなります。

髪型や服装など、様々なパーツを組み合わせてオリジナルのキャラクタを作成することができます。
よって、VRMを作るのが面倒、ワークショップにも好きなキャラが居ない、というときに重宝するかもしれません。
ただし、Manというタイトルのとおり、作成できるのは男性キャラのみとなります。
キャラクタのモーションが男性的

こちらもソフトのタイトルどおりですが、自動で動くキャラのモーションが、Desktop Magic Engine と違って男性的なものに置き換わっています。
おしりをぷりぷりするようなことはしません。ガッツポーズとか指でバキューンみたいなモーションが多めです。
よって、先程の項目で作成した、カクカクポリゴンの男キャラクタとの相性は抜群と言えるでしょう。
一方で、Desktop Magic Engine 同様に、性別という概念がないVRMを読み込めるので、どう見ても女性のキャラであっても、勇ましい動きになります。
それはそれでありかもしれませんけどね。
まとめ
- Desktop Magic Engine は、エフェクト表示と女性モーションに対応。
- Desktop Man は、カクカクポリゴンキャラ作成と男性モーションに対応。
とりあえず、女性キャラを呼び出したいならDesktop Magic Engine、男性キャラを呼び出したいならDesktop Manを買うといいでしょう。
ただ、男性キャラとエフェクトを同時に使いたい、あるいは男性も女性もエフェクトも全部欲しい、ということもあるはず。
そういう場合は、両作とも買いましょう。
両作ともに同時起動可能であり、動作に支障を来たすことなく共存することができます。
(ぶっちゃけ、わざわざ別のソフトに分けるより、一つのソフトで男女モーション切り替えを搭載してくれたら良かったのに。)

調子に乗ってキャラを配置しまくった結果。
動作が重くなるのでほどほどに!
追記。(2021/2/8)
DesktopMMD3というものが新たに登場し、本ソフト1つで各キャラごとに男女の設定ができるようになりました。
よって、男女を混在させるために、わざわざソフトを2つも立ち上げる必要はなくなりました。
しかし、以前までとキャラの描写が変わっており、同じような表示にならないので注意。
百発百中レビィショット