フリート…廃止するには惜しい機能だった。

フリート…廃止するには惜しい機能だった。

2021年8月3日

更新日: 2021年8月9日

去年の11月にTwitterに実装されたフリートという機能ですが、残念ながら日本時間における明日、8月4日に廃止となってしまうようです。

あっという間にお亡くなりになるほど、利用者が少ない機能でしたが、私はけっこう好きでした…。

そもそもフリートって?

いつものタイムラインとは別の場所に投稿するものであり、24時間経つと自動的に消滅するという特徴があります。

シンプルなテキストを投稿するツイートに対して、フリートは画面中のどこにでもテキストや画像を配置できます。

ツイートを引用して、リンクつきの状態で貼り付けることもできます。

Instagramで言うところの、ストーリーと似ているようです。

(Instagramはほとんど使ったことがないので、私の方で比較はできないのですが…。)

フリートの良かったところ。

24時間経てば消えるところ。

あとから消える投稿に、何の意味があるの?ってツッコまれそうですが、あるっちゃああります。

たとえば「○○がムカつく」とか「○○が面白くなかった」とか、こんな感じのネガティブなツイート。

当時はそう書かずには居られなかったけど、やっぱりあとから消したくなったってことありませんか?

このまま残すのも気分が良くないし、やっぱり消そうと思ったけど、もうはるか向こうにツイートが埋もれてしまって、消したくても探し出せない…。

そして、どういう手段を使ってか、しばらく経ってから見知らぬ誰かにそのツイートを発掘されて、なんやかんやイチャモンを付けられる…ということも。

本来ならば、そういうツイートは初めからしないのが一番なのですが、こんなときにフリートが役立ったのです。

フリートであれば、自分で消し忘れていてもあとから勝手に消えてくれるため、そのとき限りの何か不満をぶつけたあと、あとから掘り返されて気分が害されることはありません。

もちろん、ネガティブなこと以外に使うのも、大いにけっこう。

「○○の発売日楽しみ!」とか「○○はどういう展開になるんだろう?」といった、ポジティブなことにも。

こういう期待や予想のツイートは、とくに残しておいても気分が悪くなることはないのですが、当日になったあとは見直す必要も薄いため、自動的に消えてくれても問題はないでしょう。

そもそも、フリートを投稿する画面では最初に「いまだけ伝えたいことは?」ってメッセージが出てきます。

何日も何ヶ月も先まで残す必要のないことを投稿するという目的に、全く間違いはないのです。

タイムラインとは別の場所にあったところ。

先程と関連する内容になりますが、不満などをどうしてもツイートとして書き散らしたいときもあるはず。

ただ、タイムラインは公の場なので、他人の目に触れる恐れもあります。

自分がそれを書いてすっきりしたとしても、他人がそれを見ると不快に思うこともあるでしょう。

一方でフリートは、いつものタイムラインとは違う、専用の場所に表示されます。

フリートしたユーザーのアイコンをタップしない限りはフリートが見えないので、言いたいけどできれば大勢の目に入るのを避けたいときに重宝します。

とはいえフリートであっても、それを見たユーザーの気分を左右させてしまうことには変わりないのですが、わざわざフリートを見るユーザーは、読み残しがあるのを我慢できないか、あるいはよっぽどのファンかもしれないので、さほど影響はないかもしれません。

フリートの悪かったところ。

スマホからしか見えない。

フリートを見ることも投稿することも、なぜかスマホのアプリからしか行なえませんでした。

たとえ目の前にPCがあったとしても、わざわざスマホを取り出して、PCよりも時間のかかる入力を行わければなりませんでした。

そして頑張ってフリートを投稿したところで、PCしか触らないユーザーには、一切気づかれない。

なぜPCから閲覧不能にしたのか、こればっかりはまるで理由がわかりません。

いくらスマホファーストの時代とはいえ、PCが劣ってるなんてことはありえません。

手軽に入力できない。

いつものツイートなら、テキスト入力欄にささっと文章を打って、ボタン一つですぐ投稿できます。

しかし、フリートの場合はそうもいきません。

テキスト1つであっても、文字の大きさやら配置場所なら色やら、何から何まで指定できてしまうので、一つ投稿するだけでも、だいぶもたついてしまいます。

手軽さがTwitterの魅力のはずなのですが、文章以外のことに時間をムダに費やしてしまいます。

数秒間しか表示されない。

いつものツイートであれば、画面をスクロールさせない限り読んでいられるのですが、フリートでは数秒経つと、勝手に次のフリートへ進んでしまいます。

そのため、長文のフリートを書いてしまった場合、全文読まれることなく離脱されてしまう恐れがあります。

なおフリートを表示中、画面中央をタップし続けていると一時停止することができ、画面左右端をタップすると、前後のフリートへ移動することができます。

とはいえ、操作説明は一切出てこないため、これらの操作が可能であることに気づかなかった人は多いかもしれません。

また、タップし続けて一時停止のため、テキストと指が被ってしまい、結局文章が読めない恐れがあることに変わりありません。

連続でフリートを投稿した場合、初めの1個しか読んでいない人も多々いました。

常にタイムライン上部に表示される。

フリート実装以降、いつものタイムラインの上に、フリートを行ったユーザーのアイコンが並ぶバーが、常に表示されるようになりました。

これを見て、はっきり言って邪魔だと思った人は、絶対に多いと思います。私も初めはそのとおりでした。

フリートの使い方を理解して以降は、フリートしたアイコンを常にタップするようになったのですが、フリートを全く使わない人にとっては、邪魔であることに変わりなかったでしょう。

私は大した人数をフォローしていないので、フリートしたアイコンは多くてもほんの数個しか出てこないのですが、何百人もフォローしている人ならば、おそらく追い切れておらず、消せないアイコンがただ常に表示されているだけの、うっとおしいバーという感じかもしれません。

せめて、折りたたむボタンがあればよかったのですが…。

足跡が残る。

フリート投稿者からは、誰がそのフリートにアクセスしたのか、全部見ることができます。

(アクセスしたユーザー含めて、投稿者以外のユーザーには一切見えません。)

しかし、この足跡が残る機能を嫌う人も、おそらく居るでしょう。

いつものタイムラインであれば、ツイートが見えたところで足跡は残らないのですが、フリートだとほんのちょっと開いた程度でも、絶対に残ってしまいます。

すべてのフリートにもれなく同じユーザーから足跡があると、いくら相互フォローであっても、人によってはまるでストーカーのように感じてしまうかもしれません…。

フリートの代わりってないの?

フリートがなくなってしまったあとは、後世に残しておきたくないメッセージを、気軽に投稿することができなくなってしまいます。

それならば、そんな投稿はもうするのを我慢して、ムダに時間を費やすのを無くしてしまえばいいのですが、そう簡単にうまく行かないのが、私という人間の残念なところ。

よって、やるかどうかはともかく、代替案を考えてみます。

サブアカウントを作る。

いつも使っているアカウントは、すでに数十人のフォロワーを抱えてしまっているため、言いたいけど人の気分を左右させてしまうようなツイートを、できれば流したくはありません。

そういうときは、いつものではないアカウントを作ってツイートの内容を分割すれば、メインアカウントの方では良い人で居られます。

とはいっても、全く新規のアカウントだと誰からも見つけられないので、ツイートしたところで誰の目にも止まることなく終わってしまいます。

メインアカウントでそのサブアカウントを宣伝すれば多少は気づいてもらえるかもしれませんが、掃き溜めのようなツイートしかしないアカウントを、好き好んでフォローする人もいません。

それ以前に、最近のTwitterは新規アカウント作成時に、SMS番号を求められるようになっています。

そのため、捨てアカですら作るのが難しくなっています。

ツイート自動削除サービスを作る。

外部のサービスに頼ることになるのですが、24時間後にツイートを自動削除するサービスを使えば、フリートのような動作を実現できるかもしれません。

ツイートを削除するためのワンストップソリューション | TweetDeleter

有料になりますが、上記リンクにあるTweetDeleterを使えば、指定した時間あるいは個数を過ぎたツイートを、自動削除させることができます。

IFTTT helps every thing work better together

また、スクリプトを作成する必要がありますが、IFTTTなどでツイートを監視させれば、自動削除機能を作れるかもしれません。

とはいえ、これらを使ってどうやって、フリート的なツイートだけを自動削除させればいいのかが、難しいところ。

残したいツイートすら削除されても困りますし…。

そもそも、フリート的なツイートをしたとしても、それが流れるのはいつものタイムライン。

投稿した時点で、大勢の目に触れてしまう恐れがあります。

マストドンで作る。

もう誰も話題にしなくなった感はありますが、Twitterのようなサービスが自分のサーバーで作成できて、なおかつ他のサーバーともつながれる、マストドンというものがあります。

簡単にできるとは言えませんが、自分で仕様をカスタマイズできるため、トゥート(Twitterでいうツイート)を24時間経過後に自動削除する機能を作成できたら、フリートもどきとなるかもしれません。

また、Twitterではないため、これもわざわざ追いかけてきてくれる人だけが見れると言えます。

とはいえ、Twitterのサブアカウントでやる場合と同様に、結局フリートほど簡単にアクセスしてくれるものではありません。

サービスも別物となるため、管理が面倒になる欠点があります。

余談。

結局、投稿するべきかしないべきか迷うようなメッセージなんて、投稿しないのが一番ですかね。

したところで、ほとんどの人は見ないですし、見てしまった人は気分が左右されますし、そもそもそんなメッセージをどうやって書こうか迷ってる時間がムダ。

そんなことよりもTwitterは、フリートなんかよりもトレンドやおすすめ一覧をさっさと廃止するべき。

トレンドに面白い話題があればそれでいいのですが、このご時世トレンドに流れているワードなんて、ネガティブなことばっかり。

自分と関係のないよその出来事なんて、知らずに居れば平穏に過ごせるのに、知ってしまったせいで苛立ちを覚えることが、しょっちゅうあります。

よって私は、テレビでニュース番組なんかは、自分から見ようとは思いません。

だからTwitterには、こういうことしてほしくないのに。

興味あるユーザーだけフォローして、自分の好きな話題だけタイムラインに流れる場であってほしかった。

あと、広告非表示オプションもさっさと入れるべき。

広告収入で成り立っている以上、無料である限りは広告が出るのも仕方ないと言えます。当サイトも広告貼ってますし…。

広告そのものも何が出てくるかわからないので、その広告で気分を左右されることもあります。

(最近ひどいのが、譲渡が禁止されているはずのオンラインゲームのアカウントをトレードするためのサイトの広告とか…。)

ただ、さっさと課金できるようにして、課金してくれた人にはその人から収入を得られるわけですから、広告を消しても問題ないはずです。

大手で言えばYoutubeだって、月額契約者には広告出てきませんし。

追記。(2021/8/9)

フリートが使えなくなってから、数日経ちました。

それから、さすがに「○○ムカつく」みたいな批判的なツイートはしないものの、以前までフリートの方に書いていた「○○がうまくいかない」みたいなネガティブ寄りのメッセージを、いつものツイートの方に書く頻度が増えてしまいました。

そして、やっぱり消したくなってあとから消してしまいます。どのみちフォロワーが少なくて、誰からも返答がないというのもありますが。

その無駄ツイをどうやって書こうか考える時間が本当に無駄なので、ツイートするべき内容、しなくていい内容を、素早く見極められるようになりたいところです。